押入れ産業は1月28日、社内研修会議「2023年度目標発表会」を開いた。

同社の目標発表会は、決算月となる毎年1月末に１年間の振り返りとして各事業部の売上や施策、プロジェクト達成率を発表してきた。会社全体の業績を全社員が理解し、次年度の各事業部の売上目標や営業戦略に加え、全社員の個人目標の発表、共有する場となっている。今回の会議では、FC加盟店オーナーの社外取締役4名が参加した。

同社は2022年度に経営方針を見直しを図り、「押入れ産業のPurpose（存在意義）」を新たに策定。「驚きと共感で、すべての人が暮らしやすい社会を作る」ことを新たな理念に掲げ、発表会では各事業部から事業プランが発表された。

森田浩史社長は冒頭、「継続的改革・改善こそが新たな成長の礎であることを基本方針に、日々の業務に対し、プロフェッショナル意識と問題意識を持ち、スピーディな情報共有を優先させる。実行力を試す一年とする」と訓示を述べた。

同社は昨年提携したサカイ引越センターとの全国エリアでの保管対応拡大、コインランドリー機器メーカー大手のTOSEIとの提携によるコインランドリー併設店の展開など、既存事業に新たな付加価値を加えた。フランチャイズ本部として経営基盤の強化・加盟店との長期的かつ安定的成長を実現するため、今回の目標発表会で意思統一を図ると共に、さらなる飛躍を誓い合った。