ESRは3月31日、神奈川・川崎市にマルチテナント型物流施設「ESR 東扇島ディストリビューションセンター」（東扇島 DC）を竣工した。

同社の神奈川県内7件めのプロジェクト。川崎市臨海部でも物流需要が旺盛な東扇島地区に開発、物流施設では稀有な9階建てで延床面積34万9003m2を確保した。首都高速湾岸線・東扇島ICから約1km、川崎港に隣接するほか横浜港まで15km、羽田空港まで10kmと陸・海・空の輸送インフラに対応できる。2028年に完成予定の川崎港臨港道路東扇島水江町線により川崎内陸部へのアクセスが向上が期待されている。

45ftコンテナトレーラーも可能なランプウェイを中央車路式により、でアクセスできる。敷地内には海上コンテナトレーラー計37台に対応できるトラック待機場を備え、冷凍冷蔵にも対応した。

1階は天井高6.5m、床荷重 2t／m2とし冷蔵冷凍ニーズに対応。2 階から8階は有効高 5.5mで床荷重1.5t／m2。また、日本最高層物流施設として、ランドスケープとしての美観を意識し、ランプウェイの壁状緑化や照明演出やカーテンウォール（ガラスの壁）を採用した。