山九▼「山九関西ケミカルセンター」大阪に開設 
2023年05月18日山九は17日、大阪・高石市に同社関西エリア最大級となる化学品専用倉庫「山九関西ケミカルセンター」を開設したと発表した。
全8棟で構成され、倉庫面積は総計8000m2。消防法危険物第1類、2類、4類、5類、毒劇物に対応。大型庇や海上コンテナ作業に対応する高床式倉庫も1棟設置、医薬品、電子部品材料、リチウムイオン電池など、幅広い貨物を対象とする。定温機能を有する温度管理倉庫は4棟ある。
阪神港や関西国際空港からの良好なアクセスを活かし、同社は輸出入貨物のストックポイントとしての活用を提案するほか、人感センサ設置や温度管理倉庫に天井を設置するなど、BCP対策の徹底と省エネ化も実現した。
路面には耐久性向上とCO2削減効果もある廃PET入りのアスファルト舗装を採用。油水分離槽を備え、雨水・排水に含まれる油放流を防止するなど環境にも配慮した。