三菱ふそう▼保守部品拠点を「幸浦部品センター」に移転 
2023年06月03日三菱ふそうトラック・バスは2日、神奈川・厚木市に構えるアフターセールス向け部品倉庫を移転、横浜市金沢区で「幸浦部品センター」の稼働を開始したと発表した。
ESR幸浦ディストリビューションセンター1の約6万5500m2に入居。レイアウト最適化により業務効率の向上を図るほか、部品納品時間の平均3日短縮を見込む。
旧厚木部品センターは保守部品供給網の基幹拠点として、国内拠点への部品供給をはじめ、仏ハッテン、印チェンナイなど、ダイムラーグループの物流拠点と連携、海外市場への部品輸出機能も担っていた。常時約14万点の部品を保管し、1日平均約1万9000点の部品を出荷していたが、全機能を4月に幸浦部品センターに移行した。
完成車のモータープールも移転した。これまで国内外向けのトラック完成車は約1500台収容可能な川崎市東扇島のモータープールで保管していたが、国内向けの一部を幸浦に、輸出市場向けを川崎港に隣接する横浜市大黒ふ頭にそれぞれ移転している。