東京建物▼「T-LOGIあきる野」竣工でサンリオ入居 
2023年06月20日東京建物は9日、東京・あきる野市で物流施設「T-LOGIあきる野」を5月31日に竣工したと発表した。
同社の物流施設の第10弾となる物件で、都内では初の開発。一部区画にサンリオとトナミ運輸の入居が決定、サンリオは輸配送拠点として、トナミ運輸は倉庫事業と輸配送拠点として同施設を運用する。
圏央道・日の出ICから2.5kmの距離に位置、関越自動車道、中央自動車道、東名高速道路を用いた広域輸送拠点として利用が可能。中央自動車道・八王子ICまで国道411号または都道46・169号の地域高規格道路経由でアクセスできるため、都心への配送にも適する。JR五日市線・武蔵引田駅から徒歩6分と徒歩圏内にある。
4階建てで延床面積は約3万4780m2。1階と2階にはトラックバースを設置し、1階は平面使い、2・3階は2層使いで利用できる仕様とした。倉庫内の柱スパンは11.5m×10.8mに設定。1階一部エリアでは床荷重を1.9トン/m2に設定、重量物の保管にも対応する。
他のT-LOGIシリーズと同様、屋上太陽光パネルで発電した電力を商用電力と併せて施設内で自家消費する予定。余剰電力は一般送配電事業者の送配電網を用いて東京建物の施設に自己託送の仕組みを用いて送電して活用する。