サンケイビルは3日、東京・府中市でJA三井リース建物との共同開発プロジェクトである「SANKEILOGI府中」の開発に着手したと発表した。竣工予定は2024年9月。

4階建てで延床面積は3万9617m2。2階に繋がるスロープを設置、2層利用想定の設計とした。最上階には富士山を望めるテラスを併設したラウンジを設け、従業員に快適な就労環境を提供する。

物流施設の供給が少ない府中エリアに所在し、中央自動車道・国立府中ICから3.6kmに位置。JR武蔵野線・北府中駅からは徒歩10分にあり、広域配送への利便性と従業員確保の優位性を兼ね備えた。

西側には府中市の遺跡登録を受けている「横海道北1号塚」を保存することで一般客にも開放するほか、敷地の北側には公園を設け、付近住民の憩いの場や災害時の防災拠点として提供する。