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富澤商店▼多摩境駅前ビルに本社機能と倉庫・物流を集約 

2023年10月28日

製菓・製パン材料の富澤商店は10月13日、本社機能を京王相模原線・多摩境駅前で京王電鉄が開発中の新複合施設「京王多摩境駅前ビル」に移転すると発表した。

事業拡大から2024年1月1日付けで移転する計画で、関東近郊に点在していた物流拠点を集約、多様化する顧客ニーズに対応する。

同ビルは商業施設とオフィスなどを備えた複合施設で多摩境駅から約40mに位置、富澤商店は2~4階を物流センター、5階を本社オフィスとして構える。

移転により物流センターの延床面積は現行比約2.5倍に拡張。同社のボトルネックだった包材・ラッピングカテゴリの品揃えを増強、関連カテゴリの品揃えを強化するとしている。

今回の移転とともに同社は物流DX化を推進する。独自の販売管理システム導入により、配送スピードの向上と欠品の減少を目指し、物流2024年問題関連のコスト増加を想定し、迅速かつ効率的な出荷作業を行えるよう生産性向上を図る。