日本CLT技術研究所▼タクミ建設が木造物流倉庫完成 
2023年12月14日ライフデザイン・カバヤが運営するCLTフランチャイズネットワーク本部 日本CLT技術研究所は4日、加盟企業のタクミ建設が新たな物流倉庫を11月20日に京都・八幡市で完成させたと発表した。
同研究所は、CLT(直交集成板)を活用した建物の普及と技術開発を目的として設立。今回の新倉庫も同工法を用いた純木造倉庫としており、林野庁の補助事業である令和4年度「CLT活用建築物等実証事業」の採択を受けて建設。
平屋建て、延床面積は1277m2。30mの間口からトラックが庫内まで走行でき、荷物を積み下ろしが可能。5層7プライ210mm厚のCLTパネルを耐力壁に使用しており、その他の構造材には集成材や合板を採用。19日間で工期が完了するなど、CLT建築のメリットを生かした建築となった。