長谷工グループは、東京・羽村市で開発を進めていた「長谷工羽村ロジスティクスセンター」が７月に竣工したと発表した。

開発地は首都圏中央連絡自動車道・青海ICより約4.3km、国道16号線からは約1.5kmの距離に位置。東名高速道路、関越自動車道、中央自動車道などの高速道路を使えば、首都圏をはじめとする広域配送が可能。

施設は4階建て、延床面積は1万3137m2。1階部分には東西両側にトラックバース（屋内）、荷物用エレベータ、垂直搬送機、ドッグレベラー（各2基）を実装した。

同社は中期経営計画「HASEKO Next Stage Plan」において、「建設事業の領域拡大」を重点戦略の一つと位置付け、非住宅分野での建設受注拡大に取り組む。物流施設の単独で事業主体から設計から施工まで一気通貫体制で行ったのは今回が初となる。