ハピネットロジ▼「市川ロジセンター」リニューアル 
2024年09月19日ハピネットは17日、子会社のハピネット・ロジスティクスサービスが千葉県市川市の「ハピネット市川ロジスティクスセンター」をリニューアル、9月2日から稼働開始すると発表した。
庫内労働力不足に対応することを目的に、23年ぶりのリニューアルとした。自動倉庫の新規導入のほか、ピースソータの入れ替え、AGVで搬送する自動出荷システムなど、自動保管設備とロボット技術により、省人化と自動化を図る。
ケース立体自動倉庫「ファインストッカー」は、スタッカークレーンがコンテナや段ボールを自動で搬送。高さ5.5mの空間を有効活用し、最大2万2000個を収納可能。
今回、入れ替えを行ったピースソータ「リニソータ」は1時間当たり1万3000個の商品を、178店舗分の仕分けが可能。JANコードの読み取り装置も追加され、作業の効率化と簡略化が実現した。
その他、商品を小型AGVで搬送する自動出荷システム「T-Carry system」と、「シャッターアソートシステム」も導入。40台以上のAGVが9000個の商品をステーションまで搬送、180店舗分の仕分け作業が可能となった。