カインズは10日、埼玉・日高市で2024年4月に竣工した「カインズ 日高流通センター」を本格稼働したと発表した。

圏央道・狭山日高ICから約3.4km、圏央道と国道16号の結節点に位置。首都圏にある店舗にアクセスしやすく、関東エリアでは敷地面積、保管能力がカインズ最大級。

3面のトラックバースには127台の同時接車が可能。バース予約システムの導入で、荷積み荷下ろし時間の削減を実現する。

延床面積は約6万6166m2。屋根全面に配置した太陽光パネルの発電能力は2.6M。施設の使用電力の約70％を再生可能エネルギーで使用する計画だ。

同センターで使用するパレットは岐阜プラスチック工業と共同で開発した。お茶を抽出した後の茶殻をプラスチックの代替原料から製造された「茶殻リサイクルパレット」を素材を開発したもので、サステナビリティの取り組みを強化していく。