三菱倉庫▼ノースカロライナ州で医薬品倉庫を運用開始 
2025年02月16日三菱倉庫グループのCavalier Logistics(本社:米国ヴァージニア州)は10日、ノースカロライナ州ダーラムで、医薬品専用倉庫の運用を開始した。
GMP(Good Manufacturing Practice=適正製造・品質管理基準)に準拠、米国での物流サービス強化を狙う。ノースカロライナ州には多数の医薬品産業関連企業が進出、旺盛な投資対象とされている。同社は医薬品物流ニーズをとらえ、24時間・365日対応可能な緊急入出荷から世界各国の輸出入など、物流サービスを積極的に展開する。
新倉庫は平屋建て1棟で、延床面積は1万1904m2。2-8℃庫、15-30℃庫があり、非常用発電機やスプリンクラーを備えた。同社は3月、同じく医薬品産業の集積地、ニュージャージー州ニューアークにGMP対応倉庫を開設、医薬品保管機能と米国内外の輸送サービスを提供する計画だ。