三井不動産は1日、埼玉・三郷市で「三井不動産ロジスティクスパーク三郷」（MFLP三郷）に着工した。竣工は2026年10月末の予定。

関外環自動車道と都心をつなぐ常磐自動車道の結節点となる三郷エリアに位置。外環道・外環三郷西 ICから約2kmと近接しており、都内配送のみならず関東一円の広域配送にも適する。

また、近隣 4 河川（利根川、江戸川、中川・綾瀬川、荒川）の降雨量による氾濫に備え、主要設備の嵩上げ対策を実施、災害時のBCPを確保する。

延床面積は約4万6820m2。屋上を一部陸屋根化し、キュービクルなど主要な電気設備を配置するほか、防災センター内の設備、は架台による受水槽嵩上げを行い、浸水リスクに対応する。

非常用発電を72時間供給、有事の際にテナントの事業継続をサポートするほか、屋上の屋根全面に設置予定の太陽光パネルによる再エネ電力供給や屋内照明の LED 化による省エネを推進。DBJ Green Building 認証および最高ランクの『ZEB』認証の取得を予定している。