プロロジス▼サムスンの3PL会社と契約、中国・天津の新物流施設 
2008年04月03日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】プロロジスは3月26日、中国でサムスンの3PL業者「ジンジ・トータル・ロジスティクス」社との間で、天津に開発中の物流施設1万7280平方メートルの契約を締結したと発表した。
天津にある「プロロジスパーク西青」に開発中の施設(4万600平方メートル)の一部にジンジ社が入居する。サムスンは既に海外での最大の生産拠点の1か所を「プロロジスパーク西青」から2キロメートル圏内の場所に整備しており、ジンジ社は「プロロジスパーク西青」を天津南部への投資を拡大しているサムスン社の国内流通拠点として利用する。
今回契約した「プロロジスパーク西青」の施設は2009年初頭に完成する計画。サムスンは中国、米国でプロロジスの施設を計11万1500平方メートル以上利用しているという。
「プロロジスパーク西青」はプロロジスにとって天津で3番目の物流施設。5つの主要な高速道路から15キロメートル弱、天津国際空港にも近く、また2006年に595万TEUの実績のある天津コンテナ港から30キロメートルと、交通の要所に立地している。完成すると2棟、計8万1200平方メートルからなる施設となる。
現在、中国でのプロロジスのビジネスは、運営中の施設が2007年末現在で105万平方メートルに達しており、開発中の施設もほぼ同規模の102万2000平方メートル。中国でプロロジスの物流施設を利用している主な企業としては、アディダス、DHL、L’Oreal、MenloWorldwide、ノキア、NYK、サムスン、UPS、日本通運、日立物流、近鉄エクスプレス、キユーソー流通システムなどがある。
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