ヤマト▼北海道で貨客混載、首都圏翌日配達実現 
2017年09月03日ヤマト運輸は9月1日、沿岸バス(北海道羽幌町)、北海道天塩町との連携協定を締結した。同日から天塩町・豊富町間の路線バスで貨客混載をスタート。農水産品の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)への翌日配達を実現する。
天塩町地域は北海道北部に位置。これまで宅急便を首都圏までは翌々日の到着となっていた。主産品となる魚介類や農産物、山菜を高い鮮度のまま、消費地への物流が求められており、配送時間の短縮が大きな課題だった。
今回の提携で、午前中に受付した宅急便を沿岸バスの路線バス(天塩町~豊富町)に混載、航空輸送を経て首都圏エリアへの翌日午前中に配達が可能となった。天塩港で当日朝に水揚げされた魚介類も、翌日午前中には、東京のレストランに食材として届けられる。