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日本通運▼羽田空港貨物センターで新仕分け機導入 

2017年12月04日

日本通運は羽田空港支店 羽田空港貨物センターのマテハン機器のリニューアルを行い、クロスベルトソーター方式の自動仕分け機「スビアソータ」を設置。11月29日、竣工式を執り行った。

同センターは羽田空港国内貨物地区の日本通運の航空貨物輸送の重要拠点として24時間365日稼働。2003年3月に自動仕分け機器「スチールベルトソーター」を導入、自動仕分けによる業務効率化を図ってきたが、年々高度化する物流システムへの対応を目的に、今回の機器入れ替えが決定した。

神事に続いて開かれた竣工式で施主代表として、松本義之・日本通運執行役員 航空事業支店長は、「導入したクロスベルトソータ―は、衝撃が小さい仕分け作業や仕分け順応力が高く、安全性と確実性をさらに高めることができる。仕分け処理能力を飛躍的に高めることで、アジアのハブ航空となる羽田空港の貨物数増加にも対応できる。最大限に活用して、お客様への高品質な輸送サービスを提供していきたい」と期待の弁を述べた。

設置工事を請け負った日通商事の岡本茂・取締役常務執行役員 東京支店長は「日通商事ではAI、IoTを活用した労働生産性向上に向けた物流業界の課題となる働き方改革に対して、価値ある物流機器を今後ともご提供していきたい」と祝辞を述べた。

クロスベルトソーターの製造元となるフィブイントラロジスティクスの岡田五郎社長は、「約5か月間の工事期間で本日の竣工を迎えることができた。この間、夏の繁忙期に手仕分けで乗り切っていただいた皆様には心より感謝申し上げたい。これからはクロスベルトソーターを存分に活用され、楽になったことをご実感いただきたい」と語った。