日本レップ▼3月期連結決算、アセットマネジメント事業などの躍進で当期利益は前期比379%の大幅増に 
2007年05月14日 昨年6月、マザーズ上場を果たした日本レップ(本社=東京都千代田区、和本清博社長)は4月26日、平成19年3月期連結決算を公表した。
それによると不動産仲介関連事業は引き続き堅調な伸びと、稼働2年目を迎えたアセットマネジメント事業が同社のあらたな柱として成長したこともあり、売上高3,574,778千円(前年同期比236.3%増)、営業利益1,923,659千円(252.8%増)、経常利益2,403,888千円(347.0%増)、当期利益1,380,208千円(379.0%増)となった。
セグメント別の業績でみると、「不動産仲介関連事業」は、売上高1,334,911千円(126.7%増)、営業利益909,929千円(157.9%増)。「アセットマネジメント事業」は、物流不動産の土地取得から建築まで行う開発型物件を11件、既存建物のある収益型物件を9件それぞれ当社グループが運用・管理するファンドへ組入れアセットマネジメントフィー等を計上。この結果、売上高は2,187,281千円(389.6%増)、営業利益1,593,402千円(350.9%増)となった。なお今年3月20日現在、同事業における運用資産の残高は86,368,296千円となっている。
その他事業においては、同社のグループ会社ジェイ・レップ・ロジスティックス総合研究所における物件取得検討時のマーケットレポートの作成及び外部からの調査・コンサルの受注件数が増加。営業収益自体は大きくないが、グループの営業支援及び知名度の向上大きく貢献したこともあり、売上高は52,584千円(92.8%増)、営業損失24,112千円(前年同期は11,439千円の営業利益)と大幅増になった。
通期については、営業収益5,022百万円、営業利益2,517百万円、経常利益2,655百万円、当期純利益1,575百万円を予想している。