ミズノ▼米国の物流体制を大幅強化 
2008年08月04日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】ミズノは、米国でのビジネス拡大と物流の効率化を図るため、新たな物流拠点を整備した。
ジョージア州ノークロス市のミズノUSAの工場に隣接した既存の物流施設のほかに、新たな物流拠点を近郊に設け、2008年7月から稼動を始めた。
新物流拠点は延床面積が約2万8000㎡で、既存施設のほぼ二倍の規模でリース物件。施設のマテハン設置と物流施設の運営を行っている。
これまで既存施設で取り扱ってきた野球用品、ランニングシューズ、バレーボール用具、アパレル類などの商品を新物流拠点に移管した。
一方、従来の物流施設はゴルフクラブ組み立て工場に併設されているため、ゴルフ用品を専門に取り扱う。顧客に最適なアイアンを選んで受注生産する「カスタムフィッティング」の生産体制を強化し、納期の短縮も図る。
ミズノでは「扱い商品を2拠点に分けることで、サービスレベルの向上を目指すとともに、迅速で正確な出荷に努め、大型店からの納品時ミスなどによるペナルティー課金を減少させ、利益の改善も図りたい」と話している。