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アイカ工業▼福島工場に自動倉庫導入 

2019年10月19日

アイカ工業は16日、化成品製造の福島工場に危険物立体自動倉庫を建設すると発表した。投資額は約7億円。稼働は2020年7月以降を予定。

福島工場は化成品事業製造拠点であるとともに、東北方面へのアクセスに優れた物流拠点としての役割も担う。

2014年より物流改革を開始した同社は、配送ネットワークを構築、物流に付加価値を生み出す取組みを推進中だ。その一環で、福島工場に危険物立体自動倉庫を導入、物流コスト削減を目指す。

今回の計画で福島工場の構内業務を全面的に見直し、物流効率化を進める。自動ラック設備を設置、入出庫や荷役業務の自動化を図り、出荷業務全体の労務時間を短縮する。

生産立地型の在庫拠点としても活用することで、化成品の出荷元や出荷先の見直しを行い、危険物の適地生産や保管在庫場所の最適化を目指す。