ESRは7月8日、兵庫県尼崎市に単体の物流施設としてアジア太平洋地域最大の「ESR尼崎ディストリビューションセンター（DC）」を6月30日に竣工したと発表した。

6階建て延床面積38万9000m2。最大40テナントへの分割対応が可能、各階には東西南北に8カ所の事務所を外部から直接アクセスできるように配置。竣工段階で床面積７割のスペースのテナントが内定した。

阪神高速・尼崎末広ICから700m、大阪港・南港へ13km、神戸港へ20km、大阪国際空港へ24km、大阪都心部まで15kmと、近畿エリアの陸海空の結節点に位置。

同社が推進するHUMAN CENTRIC DESIGNに基づき、従業員にとって快適で魅力的な空間を完備。最上階6階の休憩ラウンジには、24時間365日稼働の無人売店を設置した。

ESR代表取締役のスチュアート・ギブソン氏は「節目となる物件。アジア太平洋地域における物流不動産のリーディングカンパニーとして、物流不動産業界を一歩前進させることに貢献できた」とコメントした。