ビットキー▼置き配実験で顔認証システム提供 
2021年08月04日システム開発のビットキーは日本郵便と共同で、受取人が不在時に荷物を玄関前などに置く、置き配の実証実験を7月27日から開始した。
同社が開発した顔認証システム「bitkey platform」を用いて、東京・世田谷区のオートロックマンションのエントランスの自動ドアを解錠し、玄関前まで配達。再配達率や配達時間、住人の満足度などを検証する。
今回の実験は、事前に顔写真を登録した配達員を認証し、共有部のオートロックドアを解錠するシステムを提供、8月20日まで行う。住人にアンケートをとり、サービス提供の過程で生じる課題を洗い出す。
ビットキーでは6月、佐川急便と置き配の実証実験を実施。日本郵便とは今秋に2回目の実験を行う計画で、増加する宅配便で、負担が大きくなった物流業務の効率化を支援し、鍵システム活用の幅を広げていくたいとしている。