ゼロ▼5か所の受注センターを統廃合、合理化図る 
2008年09月18日 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】ゼロ(岩下世志社長、神奈川県)は8月25日、08年6月期の決算説明会を開催。売上高が559億1000万円(前期比3.2%増)、営業利益14億1600万円(同48.8%増)、経常利益15億2700万円(同37.9%増)、純利益7億8700万円(同19.2%増)で、収益が拡大した。
今期の見通しは、売上高565億円(同1.1%増)、営業利益11億3000万円(同20.2%減)、経常利益9億8000万円(同35.8%減)、純利益4億8000万円(同39.0%減)。燃料価格高騰と需要減リスクを織り込んで、減益を見込む。
今期は、5か所ある受注センターを統廃合し、営業所の配置転換や営業人員の採用・教育を進めるなど営業体制を強化。車両輸送事業は納期短縮の実現と、現在各センターで行っている配車業務を一括管理する集中配車センターを設立する。
川崎市東扇島に09年9月竣工予定の立体倉庫は、車両輸送と一般貨物の複合物流センターとして、倉庫賃貸業の新業態を立ち上げる。同センターは、日立物流と冷凍冷蔵倉庫について長期の賃貸借契約を結ぶことで基本合意している。
M&Aは、一般貨物輸送の三社と交渉を進めている。さらに、燃料サーチャージ制の導入を推し進める。
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