アマゾン▼年末商戦向け、物流・配送拠点を増設 
2021年12月05日アマゾンジャパンは、年末年始のホリデーシーズンを控え、物流拠点を強化したと発表した。
アマゾンのECで核をなすフルフィルメントセンター(FC)は、9月東京・青梅市、10月千葉・流山市で開設した。保管容量は前年比10%増加、フルフィルメント by Amazon(FBA)を利用する中小規模の販売事業者が利用可能なスペースも拡大した。
FCは国内20か所、保管スペースは40万m3以上を確保している。Amazon Roboticsをはじめとした最新鋭設備を導入。ラストワンマイルの配送拠点・デリバリーステーションは東京都、千葉県、埼玉県に計5か所を新設。これにより、アマゾンの配送拠点は全国で30か所に拡大した。
アマゾンでは宅配ネットワーク構築のため、デリバリーサービスパートナープログラム(DSP)によるデリバリーパートナーのネットワークを構築した。宮崎県、大分県など比較的人口の少ない地域で、地元の配送業者がラストワンマイルの配送サービスを構築。宅配サービスはDSPのほか、配送パートナーとして個人事業主のドライバーをAmazon Flexで数千人規模で登録しているが、年末商戦で新規ドライバーやパートなど、約3000人を雇用した。