物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

UPSジャパン▼「UPS新木場集配センター」を拡張リニューアル 

2022年05月04日

UPSジャパンは4月21日、プロロジスパーク東京新木場1階の設置していた「UPS新木場集配センター」を4階に移設、同日拡張リニューアル式典が開かれた。

貨物取扱能力の増強、越境EC需要などへの対応に加え、東日本エリアの営業強化を図ることを目的に、同社アジア最大規模の集配センターを構築した。

従来比倍となる延床面積4460m2まで拡張。新規導入したオートコンベヤ(96m)は、時間あたり3000個の貨物搬送能力で生産性20%向上となる見込みで、今後大手都市圏に配置する各集配センターへの横展開も検討する。

同社は1990年創立、車両保有は180台、成田空港と関西国際空港に乗り入れする貨物便数は週33便まで拡大、多様な物流ニーズに対応する。同社はユーザーへの最も重要な戦略をファーストチョイス(第一選択肢)と見る。その一環として、物流ネットワーク拡充、パートナーシップの強化、顧客戦略に即したサービスを戦略の柱に据えた。

また、関空・深センとの航空直行便を21年に開始、陸上ネットワークでは長野・広島間を20年、関西・中部間を21年、この4月には茨城・栃木・群馬の関東便を追加した。顧客セグメントではコンサル的手法を取り入れたサプライチェーン、コンシューマを対象とした税関サポート、米国向けに軽量・低単価商品を安価に送ることができる「ワールドワイド・エコノミー」を開始した。また、輸出入貨物をダッシュボードにより、パソコンから納期等を一元管理できるサービスも提供した。