アライプロバンス▼「アライプロバンス浦安」がグッドデザイン賞 
2022年10月16日アライプロバンスは7日、昨年10月に竣工した物流施設「アライプロバンス浦安」が、2022年度のグッドデザイン賞を受賞したと発表した。
バス待合所、休憩所、ランドスケープの外構部分が対象。鉄鋼団地エリアで、敷地のランドスケープの一要素としてバス停がヒューマンスケールでデザインされたことが評価された。物流施設として、同賞の受賞は初。
設計は、ルイ・ヴィトンのポップアップストアを手掛けた菅原大輔氏。建屋竣工前の半年前からアライプロバンスとの打ち合わせを重ね、数十にも及ぶデザイン案から決定した。
アライプロバンスの新井太郎専務は、「無機質で色がない鉄鋼団地で、海との接点を設けたことで後発組デベロッパーの大きな差別化を図ることができた。施設で働く人たちに癒やしを持っていただけたらうれしい。これから開発する江戸川物件でもグッドデザイン賞を狙いたい」と喜びのコメントを述べた。
施設前面道路のバス停は、社名の「アライプロバンス」とし、3つの庭とも相まり、鉄鋼団地の海と土地と人間の営みの関係を編み直し、有機的で豊かな新しい物語とその風景の再構築を目指したという。