【2025年の抱負】イーソーコ株式会社 代表取締役 遠藤 文 
旧年中はイーソーコグループをご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。
創業以来、物流不動産を基軸とした総合ソリューション(=物流不動産ビジネス)を専門に手掛けてきましたが、昨年は、物流不動産ビジネスへの熱い眼差しをかつてないほど強く感じた一年でした。
物流の輸送力不足が懸念された2024年が到来するなか、これまで大量供給されてきた物流不動産の今後の行方も注目されることになり、開催セミナーは大きな反響がありました。
▶日本物流不動産評価機構(JALPA)
第17回セミナー「踊り場を迎えた物流不動産とリーシング」
代表理事 イーソーコグループ 大谷 巌一
▶第26回不動産ソリューションフェア 物流不動産パネルディスカッション
「物流不動産のいま~なぜ物流不動産は拡大し続けるのか~」
ファシリテーター イーソーコグループ 大谷 巌一
パネリスト 野村不動産 和田 吉朗 氏 / プロロジス 栗原 祥之 氏
霞ヶ関キャピタル 杉本 亮 氏 / 日鉄興和不動産 大森 基弘 氏
そのようななか、私たちイーソーコグループが推進する「物流不動産ビジネスの業界化」も大きく前進しました。グループが資本参加する物流不動産ビジネスネットワークは65社に増加。また、大谷巌一が登壇した株式会社estie主催のセミナー「進む物流統廃合〜現場から見る物流不動産のポテンシャル~」は、不動産業界からの反響が大きく、今後に向けた大きな手応えを感じています。中小の物流会社、不動産、人財分野など幅広い業種との連携強化により、ますますソリューションの領域を広げていきたいと考えています。
また、ニューウェイ様、メープルツリー様、ESR様、TRC(東京流通センター)様と共催で内覧会を開催しました。今後もこのような取り組みを通して、需要を喚起する物流不動産リーシングの活性化に貢献します。
ニューウェイ様・大阪箕面 (左)メープルツリー様・大田区京浜島 (右)ESR様・埼玉県比企郡川島町 TRC様・大田区平和島
2025年の注力テーマ
1.売買案件の対応強化
物流の統廃合が進む昨今、中小倉庫・工場の売却や購入のご相談が増えてきました。物流不動産のプロフェッショナルとして、これまで培ってきた物件の目利き力、士業の方々とのネットワークを活かし、仲介・コンサルティング等で物件の最大収益化を実現します。
2.イーソーコ.comとシェアリングサービスとの連携強化
1畳からの物置きシェアサービス「モノオク」を運営するモノオク株式会社に、2019年から資本参加し連携しています。今年は、物流不動産ポータルサイト「イーソーコ.com」と「モノオク」をWeb上でつなげ「小さな荷物から大きなスペースまで」幅広く対応できる情報プラットフォームを構築します。toB、toCのニーズを互いに送客することで、それぞれのサイトの間口を広げ、より便利で使いやすいサービスを提供します。
▶YouTube「#12モノオクとイーソーコの繋がり」
▶YouTube「#13スタートアップから学んだこと」
3.Z世代の採用&育成
物流不動産ビジネスの鍵を握るZ世代の採用と育成も重要テーマです。2018年に新卒採用を始めて以降、ジョブローテーションにより、多動力を備えた「物流不動産ユーティリティープレイヤー」の育成に注力してきました。現在、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の考え方に基づき、多様な人財の多様な働き方を可能にする「5車線の制度」をつくりました。
この制度のもと、昨年は、社内ベンチャーとして20~30代の3人の社長が誕生しました。今年も若手の成長を応援していきます。
各種SNSの発信もZ世代の若手中心に創意工夫しながら発信しています。
▶YouTube「物流不動産チャンネル」(早﨑&大谷による物流不動産ビジネスの解説)
▶TikTok「LEOチャンネル」(最大6.8万回再生を記録!)
▶若手社員の奮闘記ブログ「JOURNAL」
▶公式SNS Facebook Instagram
本年も皆様と連携しながら、物流不動産ビジネスの業界化に邁進してまいります。引き続きイーソーコグループをご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。