日鉄興和不動産は16日、「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」で借入れた短期借入金返済を目的に、グリーンプロジェクト資金を調達するための債券「グリーンボンド」を同日、条件決定したと発表した。

同社は初の取り組みで発行総額は150億円、発行年限は5年、償還期限は2030年1月23日、利率は1.270％。資金使途は、「グリーンファイナンス・フレームワーク」における適格クライテリアを満たすプロジェクトとなる施設の建設資金への充当が目的。

「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」では、屋上全面に約1万9000m2の太陽光パネル（約4MW）を設置、再生可能エネルギーを自家発電によって創出し、電力の地産地消を実現。太陽光の余剰電力をニーズに応じ、板橋区内における73の区立小中学校へ供給することで、区立小中学校のRE100にも貢献する。