IHI▼福島県相馬市の工場敷地内に物流センター着工 
2009年08月18日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】「IHI」(本社=東京都江東区)は8月4日、航空機用ジェットエンジン部品の生産拠点である福島県相馬市の「相馬工場」敷地内に物流センターを着工した。
この物流センターは建屋面積約6500㎡、延床面積約7000㎡で、今後基礎工事を開始し、今年11月には建屋部分が完成し、12月に稼動を開始する。
この物流センター建設で、2010年度以降に目指しているタービン翼年間100万枚、大型タービンディスク年間2500枚、中型タービンディスク年間2400枚など、民間ジェットエンジン部品の生産増に対応した抜本的な物流業務改善を見込む。
その効果として、相馬地区に国内外メーカーから搬入される全材料が一括管理できる、材料の目で見る管理、流れ化を実施し、在庫管理(棚卸資産管理)の合理化が図られる。
ジャストインタイムで過不足なく工場に材料を投入し、流れ化生産に対応できるほか、相馬工場から海外へ直接出荷する部品を物流センター内付属の保税蔵置場で通関し、相馬から世界へ航空エンジン部品を出荷する、などが見込まれている。操業時の人員規模は約35名。