東洋埠頭▼平成19 年3月期決算短信・川崎で定温倉庫1棟を今年4月に竣工 
2007年05月16日 東洋埠頭(本社=東京都中央区、鈴木毓夫社長)は東京支店有明地区に普通倉庫1 棟( 9 ,754 ㎡) を借庫し、期初から営業を開始。川崎支店においては定温倉庫1棟を今年4 月に竣工した。
これは5月14日に公表した平成19 年3 月期 決算短信で明らかになったもの。
それによると同社は昨期、昨年11 月に大阪市の舞洲地区に倉庫用地( 11 , 208 ㎡) を購入。さらに今年1 月には博多支店の鋼材倉庫を須崎地区に集約し、新たに鋼材倉庫( 2 ,246 ㎡)を建設・稼働するなど、積極的な倉庫用地取得、センター集約に務めてきており、今期も引き続き、拡充に努めていく方針だ。
ちなみに平成19 年3 月期 決算は、新事業着手に精力的で、平成17 年12 月に開始した大阪地区における青果物事業が期を通して稼働したため増収となったが、一方で取扱数量が計画を大幅に下回ったことにより、減価償却費をはじめとする初期費用を吸収しきれず、利益面では圧迫要因となった。
このほか東京支店晴海地区では、東京都の道路建設計画の影響を受け、普通倉庫の一部( 15 , 318 ㎡) 撤去を余儀なくされたこと、川崎支店では構内再開発を実施中で普通倉庫の一部( 6 , 181 ㎡) を撤去されたこともあり、保管料収入が減収に。
以上の結果、当期の営業収入は、307 億1 千8 百万円( 前期比6 億1千万円の増収)、経常利益は5 億2 千1百万円( 前期比2 億5 千5 百万円の減益) 、当期純利益は3 億4 千3百万円( 前期比1 億3 百万円の減益) と増収減益となった。