CSK▼RFID部品調達管理をリリース 
2010年01月18日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】CSKグループのCSKシステムズ中部は1月13日、「RFID部品調達管理」を販売開始すると発表した。
工場現場での製造実行を支援するための製品・サービス群「製造実行支援シリーズ」の新ラインナップ。
「RFID部品調達管理」は、製造業におけるコスト削減施策の一環として、部材の在庫適正化を実現するシステム。多くの工場現場の調達部門で導入されている「調達かんばん」の運用に関する業務を改善する。
生産現場では、部材の消費量と調達量の連動を狙った指示票として、「調達かんばん」が利用されている。「調達かんばん」は、部材入庫時に同封され、部材が出庫された時点で次の調達指示に回される。「調達かんばん」の枚数が部材の消費ペースに対して多すぎる場合、調達された部材が消費されるまでにタイムラグが発生し、部材在庫が増大するケースが見受けられる。
「RFID部品調達管理」では、「調達かんばん」の入庫時と出庫時の枚数を可視化し部材在庫数を把握することで、必要生産数量に対応させた最適な部材管理を可能にさせる。
具体的には、「調達かんばん」をRFタグ付きの透明ケースに封入し、部材の入庫と出庫時にアンテナゲートを通過させる。RFタグが読み取られ、入出庫の実績が自動的に収集される。部材在庫数の推移と必要生産数を比較して「調達かんばん」による指示を調整することにより、最適な入庫指示を行うことができる。