スーパーのオークワ▼東海圏30店舗体制を視野に新物流センターを検討 
2010年10月18日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】和歌山県を中心にSMを展開するオークワ(2010年2月期売上高:2895億円)は、来期に愛知・岐阜・静岡の東海圏の店舗数が10店舗になるのに合わせ、新物流センター建設の検討を始めた。
同社は2008年から新たな出店地域として東海圏への出店を開始しおり、2008年6月に子会社化したパレ(本社・愛知)の店舗数は19店舗となっている。
9月23日に岐阜県美濃加茂市へ「オークワ岐阜美濃加茂店」を開店させており、2011年2月期末には東海圏の店舗数が7店舗となり、来期中に10店舗体制が完了する計画だ。
福西拓也社長兼COOは「これまで拠点である和歌山を中心に大阪、奈良、三重への物流を中心に物流センターを構築してきた。
東海圏ではパレをあわせると30店舗体制となり、静岡までを対象に新たな物流センターが必要になると考えている。2、3年後の開設を目指すが立地の選定はこれからだ」と語った。
同社はこれまでに、和歌山流通センター(和歌山)、みはま流通センター(三重)、泉佐野流通センター(大阪)、関流通センター(三重)の4つの物流センターを稼動させている。
2011年2月期第2四半期末の店舗数は、和歌山54店舗、奈良33店舗、大阪21店舗、三重32店舗、東海圏7店舗となっている。