APEC▼首脳宣言で域内のサプライチェーン能力10%改善 
2010年11月18日【LNEWS(http://www.lnews.jp/)】
横浜で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)の「横浜ビジョン~ボゴール、そしてボゴールを超えて」の首脳宣言で、「我々が描くAPEC共同体の構想への道筋」「緊密な共同体への道筋」の中で、物流面コスト削減の具体策として盛り込んだ。
宣言によると、域内各国でサプライチェーン(供給網)の能力を2015年までに10%改善させるというAPEC全体の目標を達成するため「APECサプライチェーン連結枠組行動計画」を実施する。
アジア太平洋のサプライチェーンを通じた物品およびサービスの移動に対する障壁に取り組み、域内外において、より先進的なインフラおよび物流ネットワークの発展につながり、物品の通関手続とサービスを円滑化する。我々はまた、認定事業者制度に関する取組を継続するという。
サプライチェーン連結枠組行動計画には、電子タグを活用した貨物動静情報の可視化推進のために規格共通化や港湾、道路のインフラ整備、国境をまたぐ輸送手段の調査・研究、などが挙げられている。
今回の宣言は、物流の効率化で物品の流れを円滑にすることで、域内の経済活動をさらに活発化する狙いだ。
春うららかな書房▼福井の物流センター業務外注化で賃借倉庫解約
【LNEWS(http://www.lnews.jp)】春うららかな書房は、11月15日に発表した2011年3月期の第2四半期決算で、福井の物流センター業務を外注化したことに伴い、福井の物流センターとして賃借していた倉庫を解約したと公表した。
なお解約により、固定資産の除却損3111万円が発生した。