コンデンサー用セパレータなどのニッポン高度紙工業▼鳥取に新工場建設 
2011年03月30日 コンデンサー用セパレータなどを手掛けるニッポン高度紙工業(高知県・高知市)は鳥取県米子市に新工場を建設することを決定し、これまで未定であった内容を次ぎのように明らかにした。
当初、新工場建設にかかる費用は概算で約60億円を見込んでいたが、①新製品対応能力を強化するための第2期工事を視野に入れた共用設備への先行投資、②LNG燃料採用等の環境対策強化、③BCPの観点による雪害対策や耐震強化のための特別工事に加え、建設鋼材の高騰──といった背景から88億円に膨らんだ。
着工と稼働の予定はそれぞれ、2011年6月と12年9月。必要資金は銀行借入で調達する。