今夏の節電▼工場新設企業には「みなし」適用 
2011年04月14日 経済産業省は今年の夏に導入する、瞬間最大使用電力をめぐる規制につき、基準を昨年夏のピーク時にする──つまり今夏の最大電力需要が昨夏並みの6000万キロワットと見込み、供給可能な4500万キロワットとのギャップである25%を、削減幅にすることを明らかにした。
ただ、企業によっては設備を増強したり工場を新たに設けたりすることもあるため、その場合は増加部分の使用電力を「みなし」として加算する方針。例えば、昨夏は瞬間最大使用電力が500キロワットだった工場を持つ企業が同規模の工場を新設しとすると、計1000キロワットが基準値となる。