横浜低温流通▼倉庫部門で新会社設立 
2012年02月16日 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】
横浜低温流通(伊澤進社長、神奈川県厚木市)は1月17日に協力事業者との賀詞交歓会を開催。
伊澤社長はあいさつで「当社は独自の食品物流システムを構築し各取引先にオーダーメードの物流システムを提案し評価と信頼をいただくことで業容を拡大してきた」と述べ、各社の協力に感謝した。
同社は昨年10月に大阪天保山センターを開設し、今月には厚木市の新センターが着工開始した。また昨年は名古屋低温物流と大阪低温物流が100%出資の運送会社として再出発し、今月には営業倉庫運営会社として「横浜低温ロジスティック」を設立した。組織管理体制の整備と経営責任区分を明確化し、変化に迅速に対応できるグループ経営への移行、経営資源の集中を進める。人口の多い地域にセンターを設立し、食の安全を支える全国規模の物流システムを構築していく。
昨年から、女性の総合職育成も始まり、人材育成にも力を入れる。伊澤社長は「新年に入ってますます会社は変わっていく。新しい食品物流を作っていく」と話した。
安全性優良事業所認定(Gマーク)の取得も着実に進め、今月に沼津営業所が取得。これで本社営業所、川口営業所、名古屋低温物流、千葉営業所に続く認定となった。
運輸部門を担う協力事業者にもGマーク取得を推進してきたが、半数はすでに取得。食の安全を支える食品物流ブランドとして強力な安全性優良事業所集団が着実に出来あがりつつある。