王子運送、エルマックス▼物効法に認定 
2012年08月01日 関東運輸局は物流総合効率化法による最近の認定状況を発表した。平成24年度は6月末までで認定1件。同17年度からの累計は37件。
新たに認定を受けたのは王子運送とエルマックスによる事例。内容は、神奈川県内周辺部に3か所と、東京都の1か所に配送拠点を設置して流通業務を効率化するもの。
現在は各配送拠点で神奈川県内の食品卸事業者の配送を行っており、このうち横浜配送センターでは流通加工を別の施設で行うため横持ちが発生。横持ち輸送の非効率な作業に加えて、配送拠点が4か所に分散されていることで人員の効率も劣っている。
認定事例では、横浜市に特定流通業務施設を建設し、拠点と輸送網の集約、入庫から配送までの一貫した輸送体制の確立とリードタイム短縮などでコストを削減し、輸送・保管・荷さばき・流通加工の一体化で環境負荷低減を図る。