【輸送経済(http://www.yuso.co.jp）】
　日本梱包運輸倉庫（本社・東京、黒岩正勝社長）は、茨城工業団地（茨城県茨城町）に「茨城営業所」を開設。７月１日、営業を開始した。自動車関連荷主への販売拡大と、輸送網のさらなる充実を図る。
　所在地は、茨城県茨城町下土師高山２０００ノ１３。常磐道岩間ＩＣ（インターチェンジ）に約５キロ、北関東自動車道茨城町西ＩＣに約３キロ。国道６号も近い。
敷地面積約５０００平方メートル。倉庫、事務所合わせた延べ床面積は約１８００平方メートル。
日梱は、得意先の業務に伴う完成車輸送などを手掛ける。
東北と首都圏の中継拠点に
　ネットワークも拡充される。これまで茨城県西部の筑西市と古河市に営業所があった。新営業所は、県中央から北側、東側のエリアをカバー。南東北と首都圏の中継拠点の役割も果たす。
　「優れた立地やネットワークを生かして、水戸や日立港はじめ周辺工業団地の企業の物流ニーズに応えていきたい」と日梱。得意先業務の一層の拡大に加え、強みであるメーカー系物流を中心に新規獲得を目指す。（矢田　健一郎）