松岡満運輸▼新ターミナル入居へ、札幌で来秋めどに 
2012年09月03日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp/)】
松岡満運輸(本社・札幌市、佐藤孝雄社長)は、北海道トラックターミナル(=北海道TT、札幌市)が建設する新ターミナルに入居する。新ターミナルは来年6月をめどに着工、同11月に完成する。
北海道TTには現在4棟のターミナルがあり、松岡満運輸のほか札幌通運や東勝物流が入居。施設は全て昭和40年代の供用開始で、今後の再開発が予定されている。
新棟建設に当たっては入居する松岡満運輸の意見が取り入れられる。「広さと使い勝手を重視」(佐藤社長)した施設になる予定だという。
通路兼作業場でぬれずに荷捌き
新ターミナルは全長約150メートル。接車スペースは片面約40台分。現在の施設にはないドックレベラーを導入する。
施設の特徴は、車両の通り抜けができる屋内型の「通路兼作業場」。天井の高さが5.5メートルあり、大型ウイング車でもウイングを上げて積み降ろしが可能。「雨・雪にぬれずに作業できるので品質向上にもつながる」(同)。
「通路兼作業場」の上層には事務所スペースが設けられ、限られた土地を有効活用する造りとなっている。(藤本 裕子)