カンダコーポレーション▼集配金サービスで特許 
2012年11月01日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
カンダコーポレーション(本社・東京、勝又一俊社長)は9日、小売店舗などに効率的な釣り銭提供を図る「最適釣銭配金システム」で特許を取得した。
同システムは、主に小売業向けの集配金サービスの一環として、店舗ごとに必要な釣り銭額が予測できる仕組みとして同社CS営業部が開発。
店舗の運営で釣り銭が不足しない最小限金額を「最適釣銭」と定義。金種ごとの入出金数、時系列の取引内容、毎日の最終釣り銭在庫数などをデータ化し、補充すべき釣り銭金額を予測して提供する。
同社は平成7年に集配金サービスを開始。独自システム「CASH NET」を構築し、売上金回収、現金精査、銀行への納金、釣り銭の作成・輸配送といったサービスを展開。特許取得により、「同システムで他社が真似できない付加価値をつけ、『CASH NET』の商品名で強力に営業を展開していく」(同社)。(水谷 周平)