東京のロジスティクスマーケット▼物流施設の賃料、前年比0.7%上昇 
2013年03月04日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
ジョーンズ ラング ラサールは2月21日、不動産市場の需給、空室状況、賃料・価格動向を分析し、12か月の予測をまとめたアジア・パシフィック地域の不動産調査レポートを発表した。
東京のロジスティクスマーケットは、賃料は第4四半期に前期比0.2%上昇、前年比0.7%上昇した。6四半期連続の上昇となり、年末時点の前年比の賃料上昇は2008年以降初めてとなった。
今後12か月にかけて、物流効率化推進の流れや通信販売小売業販売額の上昇傾向を受けて、3PL業者や通信販売業者の旺盛な需要が引き続きみられるとしている。
開発用地は引き続き稀少となることから、新規供給は引き続き限定的となる見通しで、東京ベイエリアの賃料は緩やかな上昇トレンドを継続すると予測している。