CBRE▼物流施設賃料 東京がトップ 
2013年03月19日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
事業用不動産サービスを手掛けるシービーアールイー(本社・東京、ベンジャミン・マーク・ダンカン社長)によると、東京の平成24年第4四半期の優良物流施設(その都市で最も高水準の物流設備・配送機能、賃料を有する施設)の面積当たり賃料は、世界の主要都市中で最も高かった。同社が調査を開始した22年第2四半期以来、3年連続でトップを継続。
「東京はインターネット通販業者と3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業者の需要が旺盛。既存テナントとの再契約時に賃料の値上げに成功した事例もある」(シービーアールイー)。
世界主要都市の優良物流施設賃料は、1平方フィート(約0.093平方㍍)当たり米ドル(年額)で東京圏が21.33㌦。次いでロンドン20.32㌦、シンガポール17.58㌦、ストックホルム14.28㌦、香港13.03㌦などが上位となった。 (村山 みのり)