ティーエルロジコム▼静岡県で病院移転 実績、ノウハウ生かし 
2013年03月19日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
ティーエルロジコム(本社・東京、鎌田正彦社長)は2月28日~3月3日の4日間、市立伊東市民病院(静岡県)の新病院移転を行った。2月20日、地域医療振興協会より受注したもの。従来の病院施設が老朽化したため、約700メートル離れた新病院に移転した。
患者の体に負担を掛けない
TLロジコムは今回の移転業務で、入院患者の移送に際し車いすやストレッチャー用の専用車両を用意したほか、患者の容体悪化やストレス防止のため昨年末より入念なリハーサルを実施。待機や移動など病室外の時間を最小化できるよう詳細な計画をつくり上げた。
医療施設移転はさまざまな容体の入院患者の移送、取り扱いの難しい精密機器や大量の医薬品に関するノウハウが必要。「医療施設移転の実績と、入院患者移送や医療機器、薬品の取り扱いノウハウへの評価が受注につながっている」(同社)。
TLロジコムはこれまでに医療施設移転の豊富な実績がある。昨年は東京ベイ・浦安市川医療センター、上野原市立病院の移転を手掛けた。(松井 悠)