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エスライン▼12億円で2拠点新設 

2013年06月04日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 エスライン(本社・岐阜県岐南町、山口嘉彦社長)は来年3月に、愛知県清洲、一宮両市にそれぞれ物流センターを新設する。
 前期減少した家電配送業務を集約するほか、保管・物流加工、医薬品配送などの複合的なサービスを充実させ、新規顧客獲得や事業領域の拡大を図る。
 投資総額は12億円。清須市にあるエスラインギフ(同)の名古屋支店、スリーエス物流(愛知県一宮市、加藤孝一社長)の本社敷地内に建設する。いずれも地上2階建て、延べ床面積約6600平方メートル。愛知県内の既存の家電配送センターは別の業務に充てる。
 エスラインギフでは新規設備投資を進めるとともに、ことし3月には「営業開発部門」を新設。
新部門で営業力強化も
各業務に精通した営業担当を配置し、営業拡大を目指す。
 エスラインの25年3月期連結決算は、主力事業である「貨物自動車運送事業」の売り上げが12億5000万円増加したものの、家電部門は15億2000万円減少した。家電部門に引き続き注力するとともに、新規開拓に積極的に取り組む。(七森 佳世)