日本梱包運輸倉庫▼拠点投資、今期140億円 
2013年06月04日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
日本梱包運輸倉庫(本社・東京、黒岩正勝社長)は5月15日、甲府市に出張所を開設した。これを皮切りに7月の小川営業所など、今期国内で相次いで新拠点を立ち上げる。得意先顧客との取引拡大や、生産体制の再編に対応した最適な物流サービスを提供する。
「甲府出張所」は日梱にとって山梨県下初の事業所。敷地面積10500平方㍍、延べ床面積1750平方㍍。自動車の工場からの出荷、販売店への配送などを行う。
5月の奈良出張所を皮切り
中央自動車道甲府昭和インターチェンジから4㌔。国道20号パイパスにも近接する好立地で、他の営業所と連携し、業務拡大につなげる考え。
7月には自動車物流で埼玉県小川町に「小川営業所(仮称)」を、秋口には住宅物流で奈良県大和郡山市に「奈良営業所(仮称)」をオープンする。奈良営業所も、同社としては県下初の事業所となる。
日梱は今期、国内を中心に「土地と建物合わせて140億円の投資案件がある」とする。既存施設の更新費用も含めた数字だが、積極投資に踏み切ることで、ネットワークの強化、顧客サービス向上に向けた拠点網の整備を推し進める。(矢田 健一郎)