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川崎陸送▼樋口社長が翻訳本『リーン・ウエアハウジング』を出版 

2013年06月19日

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 川崎陸送(本社・東京都港区)の樋口恵一社長が、自身の翻訳第2弾『リーン・ウエアハウジング~ムダのない倉庫・配送センターをめざして』(ケン・アッカーマン著)をグループのエル・スリー・ソリューションから出版した。米国で倉庫、配送センターのマネージャーからカリスマエキスパートと支持されているアッカーマン氏によって書かれた、倉庫、配送センター管理の実践的な教科書を翻訳したものだ。
 現在、ネット通販に代表される、「即日配送」「配送料無料」などロジスティクスを前面に出したビジネスモデルが激しいシェア争いを繰り広げ、その一角を担う倉庫、配送センターの役割はますます重要になってきている。同著書では、倉庫、配送センターの業務と管理方法を「リーンになること=時間とスペースの活用」という一貫した視点で解説し、倉庫会社のベテラン社員の「暗黙知」に通ずるノウハウを体系立てて整理している。倉庫の効率的な運営、機器の選び方、リーダーシップのあり方など倉庫管理に必要なひと通りの管理手法を学ぶことができ、物流会社の社内研修に活用できるほか、倉庫の開発・賃貸を行う会社、マテハン機器メーカーにも参考になる内容となっている。
 片手で持てるA5サイズで全155ページ、定価は税込1575円。オンライン通販サイトのアマゾンで購入できるほか、10冊以上(割引あり)については、エル・スリー・ソリューションのHPから申込みできる。
 樋口氏は2011年の東日本大震災直後、企業の事業継続計画(BCP)対策の手順書として「『事業継続』のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル」(ベティーA.キルドウ著、プレジデント社)も翻訳している。
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