東京都港湾局▼全コンテナターミナルに、放射線検知器を整備 
2013年07月03日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
東京都港湾局は6月26日、東京港内の全コンテナターミナルに据置型放射線検知器を整備し、東京港から輸出される全コンテナ(実入)を対象にスクリーニング検査を7月8日から実施すると発表した。
検査の概要は、東京港全コンテナターミナルのイン・ゲート付近で、ゲート入場前に、輸出貨物コンテナを搭載した車両が検知器を通過して、放射線(ガンマ線)量を測定する。
なお、検知器は、放射線(ガンマ線)を受けたセンサーから出る蛍光を利用して測定しているため、有害な電磁波等は発生しない。
東京電力福島第一原子力発電所の事故による東京港の放射能汚染に関して海外の風評被害対策の一環として整備するもので、スクリーニング検査の対象は、東京港の全コンテナターミナルに搬入される輸出貨物。
■港湾における輸出コンテナの放射線測定のためのガイドライン
http://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_fr1_000046.html