諏訪倉庫▼群馬支店を来年開設 27億投じ北関東強化 
2013年07月19日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp/)】
諏訪倉庫(本社・長野県岡谷市、牛山英一社長)は来年5月、群馬県前橋市に群馬支店をオープンする。総額約27億円を投じて北関東地区での事業拡大を図る計画。
前橋市五代町の五代南部工業団地内に新倉庫を建設。上武道路(国道17号バイパス)に隣接し、関越道前橋インターチェンジから約7キロ。
約2万6400平方メートルの敷地に2階建て倉庫を稼働させる。延べ保管面積は約1万6600平方メートル。そのうち、プラス2~15度の低温保管スペースは約2500平方メートル。常温スペースはニーズ動向によって低温保管用に切り替えられる構造。
成長頭の前橋支店と連動し
常温スペースは来年5月、低温スペースは同6月に完成。投資額は土地取得費4億6500万円、建設費22億6000万円の合計27億2500万円。時期は未定だが、2期工事として約7700平方メートルの常温スペースを拡張する計画もある。
同社では平成11年に前橋支店を開設。約1万4900平方メートルの倉庫設備を構え、食品・飲料容器などの物流を手掛けている。1日当たり大型車120台が輸送を担い、8営業拠点の中で売上高はトップ。新拠点開設で2支店が連動し一層の拡大を目指す。
牛山社長は「低温機能の充実など顧客の多様化するニーズを確実に捉え、高度な物流サービスで応えていきたい」と話している。(谷 篤)