SGムービング▼大型貨物を強化 トール、近物と連携 
2013年08月01日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
SGホールディングス(本社・東京、栗和田栄一会長兼社長)のグループ会社SGムービング(同、笹森公彰社長)はこのほど、トールエクスプレスジャパン(本社・大阪府吹田市、ニール・ポーリントン最高経営責任者=CEO)、近物レックス(同・静岡県清水町、堀内悟社長)と連携し、大型商業貨物(toB)専用の全国輸送網を構築。リードタイム短縮を実現した新サービスの提供を始めた。
今後、大型宅配貨物(toC)配送のインフラ構築も予定。大型貨物を積極的に取り込む。
リードタイムの短縮を実現
SGムービングは、佐川急便(本社・京都市、荒木秀夫社長)が宅配便で扱わない大型家具や家電などを対象に、配送時に商品の組み立て・設置を行う「大型家具・家具設置輸送」を行っている。
新サービスは、大型・重量物でも組み立てや設置を必要とせず、宅配便と同等の迅速なリードタイムを求めるニーズに応えるもの。大型向けのサービスメニュー充実を図った。
SGムービングはことし2月、佐川引越センターから社名を変更。引っ越し事業に加え、設置輸送、ルート配送など事業を拡充している。大型貨物強化はその一環。 (松井 悠)