「従業員の処遇改善を」▼瀬戸全流協会長 人手不足に懸念 
2014年02月03日「物流業界に入りたいと思ってもらえるよう、まず処遇面を解決しないといけない」
全国物流ネットワーク協会の瀬戸薫会長は22日に開いた賀詞交歓会でこう述べ、業界で深刻化する人手不足の改善には、ドライバーなど従業員の処遇改善が重要との見方を示した。
瀬戸会長は業界の現状について、「処遇面で難しく、(世の中が)人手不足になると物流業界はより人手不足になる可能性がある」と懸念。処遇改善の原資を得るため各社の収益力強化が必要とし、協会として(1)顧客のコストダウンにつながる仕組みの構築(2)生産性向上――に取り組むとした。(藤本 裕子)