増えるトラックの廃業▼後継不足や荷主の移転 
2014年03月17日【 物流ウィークリー http://www.weekly-net.co.jp/ 】
資金繰りの悪化などによる企業倒産のように、世間に知られることもなく、ひっそりと商売を畳む。長年の付き合いだった西日本地区の運送事業者にも、そうした廃業の道を選ぶケースが増えている。機械部品を運んできた経営者は「中小企業は、まず経営者が豊かでなければならない。そういう意味では、現在のトラック事業が継続していることが不思議でならない」と話す。自身の経営する運送会社も昨年、保有台数の半数以上となる10台のトラックを減車した。「うちは無借金経営。いつでもやめられるように…常にそう考えながらやってきた」という。